受験当日は誰もが緊張するもの。
そんな中で「あれを忘れた!」と焦ることのないよう、事前の準備が合否を左右すると言っても過言ではありません。
本記事では、受験当日に必要な持ち物を徹底的に解説し、忘れ物ゼロで試験に臨むための完全ガイドをお届けします。
まずは全体像を把握:受験用の持ち物リストを事前に作成しよう
受験準備の第一歩は、持ち物リストの作成から始まります。
頭の中で「あれも必要、これも必要」と考えるだけでは、当日になって忘れ物に気づく可能性が高くなります。
紙やスマートフォンのメモアプリを活用し、視覚化されたチェックリストを作成することで、準備漏れを防ぐことができます。
受験当日までに必ず準備しておきたい基本セット
受験に必要な持ち物は、大きく「絶対に忘れてはいけない必須アイテム」と「あると安心できる追加アイテム」に分類できます。
必須アイテムには、受験票や筆記用具、腕時計など試験を受けるために不可欠なものが含まれます。これらは試験の1週間前には揃えておき、毎日目につく場所に置いておくことをおすすめします。
追加アイテムは、気温調整グッズやリラックスグッズなど、試験を快適に受けるためのサポートアイテムです。これらは試験3日前までには準備を完了させ、必須アイテムとは別の袋やポーチにまとめておくと、当日の荷造りがスムーズになります。
前日チェックと当日チェックを分ける理由
準備を万全にするためには、チェックのタイミングを2回に分けることが重要です。
前日夜のチェックでは、持ち物リストに沿ってすべてのアイテムが揃っているかを確認し、バッグに詰めます。このとき、受験票や筆記用具など絶対に必要なものから順に入れていき、最後に追加アイテムを加えるという順序を守ることで、優先順位が明確になります。
当日朝のチェックでは、前日に準備したバッグの中身を再確認するとともに、スマートフォンの充電状況、交通系ICカードの残高、天気予報に応じた追加の持ち物(傘など)を最終確認します。
この2段階チェック方式により、忘れ物のリスクを大幅に減らすことができます。
受験当日の持ち物|必須アイテム一覧
ここからは、受験当日に絶対に忘れてはいけない必須アイテムを詳しく解説していきます。
これらのアイテムが一つでも欠けると、最悪の場合は受験そのものができなくなる可能性もあるため、特に注意が必要です。
受験票・本人確認書類(健康保険証など)
受験票は受験における「入場券」です。
受験票がなければ、どんなに優秀な受験生でも試験会場に入ることができません。受験票は試験の2週間前には手元に届くことが多いため、届いたらすぐに内容を確認し、写真の貼付が必要な場合は早めに準備しましょう。
受験票は1枚だけでなく、コピーを取っておくことも重要です。万が一紛失した場合に備え、スマートフォンで写真を撮っておくのも有効な対策です。
また、本人確認書類として健康保険証、学生証、パスポートなどを必ず携帯しましょう。受験票を忘れた場合でも、本人確認書類があれば試験監督に相談して仮受験票を発行してもらえるケースがあります。
受験票と本人確認書類は、バッグの一番取り出しやすい場所、できれば専用のクリアファイルに入れて保管することをおすすめします。
試験会場の受付でスムーズに提示できるよう、前日までに何度も出し入れの練習をしておくと安心です。
鉛筆・消しゴム・シャープペンなどの筆記用具
マークシート形式の試験では、HBまたはBの鉛筆が指定されることが多いため、必ず鉛筆を5本以上用意しましょう。シャープペンシルは芯が折れるリスクがあるため、鉛筆を主力とし、シャープペンシルは予備として持参するのが賢明です。
消しゴムは最低でも2個、できれば3個準備しましょう。試験中に消しゴムが床に落ちてしまったり、消しカスで汚れて使いにくくなったりすることがあります。よく消える質の良い消しゴムを選び、事前に試し書きをして使い心地を確認しておくことが大切です。
鉛筆削りも小型のものを1つ持参すると安心です。ただし、試験中に鉛筆を削る音は周囲の迷惑になる可能性があるため、事前にすべての鉛筆をしっかり削っておきましょう。
筆記用具は透明なペンケースに入れておくと、試験監督からの確認もスムーズで、自分自身も中身が見やすく便利です。
アナログの腕時計(騒音が出ないタイプ)
試験会場によっては時計が設置されていない、または見えにくい位置にある場合があります。そのため、時間配分を正確に管理するための腕時計は必須アイテムです。必ずアナログ式またはデジタル式の腕時計を準備し、アラーム機能やタイマー機能は事前にOFFにしておきましょう。
スマートウォッチやスマートフォンは、試験中の使用が禁止されている場合がほとんどです。通知音やバイブレーション機能が作動すると不正行為とみなされる可能性もあるため、必ず通常の腕時計を使用してください。
腕時計は試験の1週間前から毎日使用し、時刻が正確かどうか、電池が切れていないかを確認しておきましょう。電池式の場合は念のため試験の1ヶ月前に電池交換をしておくと安心です。
また、腕時計のベルトがゆるすぎたり、きつすぎたりすると試験中に気になってしまうため、適切なサイズに調整しておくことも重要です。
スマホ・携帯電話(試験中は必ず電源OFF)
スマートフォンは試験会場への移動や緊急連絡に必要不可欠ですが、試験中は完全に電源をOFFにしなければなりません。マナーモードではなく、必ず電源を切ることが求められます。試験開始前に試験監督から指示がありますが、事前に電源の切り方を確認しておきましょう。
試験会場では、電源を切ったスマートフォンをバッグの中にしまうよう指示されることが一般的です。万が一、試験中にスマートフォンが鳴ってしまうと、不正行為とみなされて失格になる可能性もあるため、細心の注意が必要です。
前日の夜には必ずフル充電しておき、当日朝も出発前に充電状況を確認しましょう。モバイルバッテリーも持参すると、長時間の試験や待機時間中でも安心です。ただし、モバイルバッテリーも試験中は使用できないため、バッグの中に入れておく必要があります。
現金・交通系ICカード
キャッシュレス決済が普及している現代でも、受験当日は現金を多めに持参することが重要です。
目安としては1万円程度の現金があると安心です。交通機関のトラブルでタクシーを利用する必要が生じたり、予定外の出費が発生したりする可能性があるためです。
交通系ICカード(Suica、PASMOなど)は、残高が十分にあるか前日までに確認しましょう。試験当日の朝、駅の改札でチャージ不足に気づいて焦ることのないよう、最低でも3,000円以上の残高を確保しておくことをおすすめします。
小銭も用意しておくと便利です。自動販売機での飲み物購入や、コインロッカーの使用などに役立ちます。お札は千円札を数枚用意しておくと、さまざまな場面で使いやすいでしょう。
財布は落としにくい、ファスナー付きのものを選び、バッグの内ポケットなど安全な場所に入れておきましょう。
昼食用のお弁当・飲み物
1日がかりの試験では、昼食時間が設けられることがほとんどです。試験会場周辺のコンビニや飲食店は、受験生で大変混雑することが予想されるため、自宅からお弁当を持参するのが最も確実です。
お弁当は、食べ慣れた消化の良いものを選びましょう。試験当日に初めて食べるものや、刺激の強いもの、生ものなどは避けるべきです。
おにぎりやサンドイッチなど、手軽に食べられるものが理想的です。量は普段より少し控えめにし、満腹になりすぎないよう注意しましょう。満腹になると眠気を誘い、午後の試験に悪影響を及ぼす可能性があります。
飲み物は、ペットボトルのお茶や水が無難です。炭酸飲料やカフェインの多いエナジードリンクは、お腹がゴロゴロしたり、トイレが近くなったりする原因になるため避けましょう。
試験中も水分補給ができるよう、透明なペットボトルに入った飲み物を用意し、ラベルははがしておくと良いでしょう(試験会場によってはラベル付きでも可)。
タオル・ポケットティッシュ・予備マスク
ハンカチやタオルは、手を洗った後や汗を拭くために必需品です。清潔なものを2〜3枚用意しておくと安心です。冬場でも緊張で汗をかくことがあるため、吸水性の良いタオルハンカチがおすすめです。
ポケットティッシュは、鼻水が出た時や、消しゴムのカスを集める時など、さまざまな場面で活躍します。試験会場のトイレにトイレットペーパーがない可能性も考慮し、水に流せるタイプのティッシュを複数個持参しましょう。
マスクは感染症対策として重要なアイテムです。試験中にマスクの紐が切れたり、汚れたりすることもあるため、予備のマスクを2〜3枚は持参しましょう。マスクを着用すると眼鏡が曇ることがあるため、眼鏡着用者は曇り止めスプレーやシートも準備しておくと快適に試験を受けられます。
受験当日の持ち物|あると安心できる追加アイテム
必須アイテムに加えて、あると安心できる追加アイテムをご紹介します。
これらは試験を受けるために絶対に必要というわけではありませんが、持参することで心理的な安心感が得られたり、予期せぬトラブルに対応できたりします。
普段使っているメモ帳・例題集など軽めの教材
試験の待ち時間や休憩時間に、最後の復習をしたいと考える受験生は多いでしょう。ただし、当日に新しい問題集を持参して解こうとするのは逆効果です。解けない問題に遭遇すると不安が増幅してしまうためです。
持参する教材は、これまで何度も繰り返し勉強してきた、見慣れたノートや単語カード、公式集などに限定しましょう。「自分はこれだけ勉強してきた」という自信を確認するためのツールとして活用するのが理想的です。
重い参考書を何冊も持参すると、物理的にも精神的にも負担になります。本当に必要な要点だけをまとめた薄いノート1冊程度に絞り込むことをおすすめします。むしろ、試験会場では過度な勉強は避け、リラックスすることに重点を置くべきです。
ブランケット・カイロなど温度調整グッズ
試験会場の温度は予測できません。暖房が効きすぎて暑い場合もあれば、窓際の席で寒い場合もあります。このような温度差に対応するため、温度調整グッズは非常に重要です。
ひざ掛けや小さなブランケットは、寒さ対策として有効です。コンパクトに折りたためるタイプを選べば、荷物の負担にもなりません。試験中に使用する際は、他の受験生の邪魔にならないよう、音を立てずに静かに広げましょう。
使い捨てカイロは、貼るタイプと貼らないタイプの両方を用意しておくと便利です。貼るカイロは腰や背中、お腹に貼ることで体全体を温めることができます。貼らないタイプは手に持ったり、ポケットに入れたりして手元を温めるのに適しています。ただし、低温やけどには注意が必要なので、直接肌に当てないよう気をつけましょう。
逆に暑さ対策としては、薄手の上着を脱げるよう重ね着スタイルで臨むことが重要です。冷却シートや制汗シートも、暑い時期には役立ちます。
折りたたみ傘・レインカバー
天気予報が晴れであっても、突然の雨に備えて折りたたみ傘は必ず持参しましょう。試験当日に雨に濡れてしまうと、体が冷えて体調を崩す原因になったり、気分が沈んでしまったりする可能性があります。
折りたたみ傘は、軽量で小型のものを選ぶと荷物の負担になりません。最近では50g程度の超軽量傘も販売されています。傘袋も一緒に持参すると、濡れた傘を収納する際に便利です。
バッグ用のレインカバーや防水スプレーも、大切な受験票や教材を水濡れから守るために有効です。特に書類を入れているバッグが濡れてしまうと、受験票がふやけて読めなくなる可能性もあるため、防水対策は重要です。
雪が予想される地域では、滑り止めのついた靴を履いたり、防寒・防水性の高いブーツを選んだりすることも検討しましょう。ただし、試験会場で長時間座る際に足元が蒸れないよう、通気性も考慮することが大切です。
試験会場周辺の地図・乗換案内の印刷物
スマートフォンがあれば地図アプリで経路検索ができますが、万が一スマートフォンの電池が切れたり、電波状況が悪かったりした場合に備え、紙の地図や乗換案内を印刷して持参することをおすすめします。
試験会場への行き方は、複数のルートを調べて印刷しておきましょう。電車の遅延や運休が発生した場合の代替ルート、最寄り駅から試験会場までの徒歩ルート、タクシーを利用する場合の経路などを事前に確認し、紙にメモしておくと安心です。
試験会場周辺の地図には、最寄りのコンビニ、トイレ、休憩できる場所などもマークしておくと便利です。早めに到着した場合の待機場所や、昼食を購入できる場所を把握しておくことで、当日の行動がスムーズになります。
また、試験会場の建物の配置図が事前に公開されている場合は、それも印刷して持参しましょう。大きな大学のキャンパスでは、建物がいくつもあり迷いやすいため、事前の下見と合わせて地図を確認しておくことが重要です。
リラックスできる小物(小さなお守りや香り袋など)
試験当日の緊張を和らげるために、自分がリラックスできる小物を持参するのも良い方法です。
神社でいただいたお守り、家族や友人からの応援メッセージカード、好きなキャラクターのキーホルダーなど、心の支えになるものを選びましょう。
香り袋やアロマスティックも、リラックス効果が期待できます。ラベンダーやユーカリ、ペパーミントなどの香りは、気持ちを落ち着かせたり、集中力を高めたりする効果があると言われています。ただし、香りが強すぎると周囲の迷惑になる可能性があるため、控えめな香りのものを選びましょう。
音楽を聴いてリラックスする習慣がある人は、イヤホンと音楽プレーヤーを持参するのも良いでしょう。ただし、試験会場内では使用できない場合が多いため、移動中や待機時間に限定して使用します。試験直前に聴く「勝負曲」を決めておくと、気持ちを高めることができます。
小説や漫画など、気分転換になる読み物を持参する受験生もいます。ただし、試験に関係のない本を読みすぎて気が散らないよう、時間を決めて活用することが大切です。
服装・身だしなみ:体温調整できるスタイルがベスト
受験当日の服装選びは、試験に集中するために非常に重要です。
快適さと機能性を重視し、体温調整がしやすいスタイルを選びましょう。
おしゃれよりも実用性を優先することが、試験当日の正しい服装選びの基本です。
脱ぎ着しやすい重ね着コーデ構成
試験会場の温度は予測できないため、重ね着スタイルで臨むことが鉄則です。基本は「寒ければ着る、暑ければ脱ぐ」ができる服装構成です。ベースとなるインナー、中間層のシャツやセーター、外側のカーディガンやジャケットという3層構造が理想的です。
インナーは吸湿速乾性の高い素材を選びましょう。緊張で汗をかいても快適に過ごせます。綿100%よりも、ポリエステルなどの機能性素材が混紡されたものがおすすめです。色は白や淡色の方が、透けにくく安心です。
中間層には、シャツやニット、トレーナーなど、一枚で着ても違和感のないアイテムを選びます。派手な柄や大きなロゴが入っているものは避け、無地やシンプルなデザインのものが適しています。
外側のカーディガンやジャケットは、脱ぎ着がしやすいフロント開きのデザインを選びましょう。プルオーバータイプは脱ぐ時に髪が乱れたり、時間がかかったりするため、試験会場では不向きです。また、ファスナーやボタンの開閉時に大きな音がしないものを選ぶことも、周囲への配慮として重要です。
試験会場内の温度差に対応するポイント
試験会場の温度は、座席の位置によって大きく異なる場合があります。
窓際の席は外気の影響を受けやすく、冬は寒く夏は暑くなりがちです。一方、暖房器具の近くの席は暖かすぎることもあります。
このような温度差に対応するため、会場に到着したら自分の座席周辺の環境を確認しましょう。窓が近い場合は、冷気が入り込まないか、日差しが強すぎないかをチェックします。暖房や冷房の吹き出し口の位置も確認し、直風が当たる場合は試験監督に相談することも検討しましょう。
座席に着いたら、まず一度着ている服装で様子を見ます。寒いと感じたらすぐに上着を羽織り、暑いと感じたら躊躇せず脱ぎましょう。我慢して不快な状態で試験を受けると、集中力が低下してしまいます。
ひざ掛けを使用する場合は、試験開始前に膝の上に広げておき、試験中は静かに調整します。ガサガサと音を立てないよう、滑らかな素材のものを選ぶことがポイントです。
防寒対策のコツ:貼るカイロ・薄手のインナー
冬の受験シーズンでは、防寒対策が試験のパフォーマンスを左右します。体が冷えると思考力が低下し、集中力も続かなくなるため、しっかりとした防寒準備が必要です。
貼るカイロは、腰や背中、お腹など、体の中心部分に貼ると全身が温まります。特に腰に貼ると、座っている時間が長い試験中でも効果的に体を温めることができます。ただし、直接肌に貼ると低温やけどの危険があるため、必ず衣服の上から貼りましょう。
薄手のヒートテック系インナーは、重ね着してもかさばらず、高い保温効果を発揮します。ただし、暖房が効きすぎた会場では暑くなりすぎる可能性もあるため、脱ぎ着できる中間層との組み合わせで調整することが重要です。
足元の冷え対策も忘れずに行いましょう。厚手の靴下や、足用の貼るカイロを活用すると、足元から冷えるのを防げます。女性の場合、タイツよりも厚手のパンツスタイルの方が防寒性が高く、動きやすいのでおすすめです。
手が冷えると鉛筆が持ちにくくなり、マークシートの塗りつぶしにも影響します。試験開始前にしっかりと手を温めておくため、貼らないタイプのカイロを持参したり、会場に入る前にポケットに手を入れて温めたりしましょう。
意外に差がつく体温管理テク
体温管理は、単に服を着込むだけでなく、体の内側から温めることも重要です。試験前に温かい飲み物を飲んだり、消化の良い温かい食事をとったりすることで、体の中から温まります。
首、手首、足首の「三つの首」を温めると、効率的に体全体が温まります。マフラーやネックウォーマー、手袋、厚手の靴下などを活用しましょう。ただし、試験中はこれらの防寒具を外す必要がある場合もあるため、試験監督の指示に従いましょう。
逆に暑い場合の対策も考えておきましょう。体温が上がりすぎると眠気を誘うため、適度に涼しい状態を保つことが大切です。襟元や袖口を開けたり、冷たい飲み物を飲んだりすることで、体温を下げることができます。
体温調整は個人差が大きいため、自分の体質を理解しておくことが重要です。普段から暑がりか寒がりかを自覚し、それに応じた準備をしましょう。
また、緊張すると体温が上がる人、逆に下がる人もいるため、過去の試験や模試での経験を振り返って、自分の傾向を把握しておくと良いでしょう。
試験シーズンの平均気温データを参考に
受験シーズンの1月〜2月は、1年で最も寒い時期に当たります。地域によって気温は大きく異なりますが、東京の場合、1月の平均気温は約5〜10℃、2月は約6〜11℃程度です。北海道や東北地方ではさらに低く、氷点下になることも珍しくありません。
気象庁のデータや天気予報サイトを活用し、試験日の予想気温を事前に確認しましょう。特に遠方から受験する場合は、自分の住んでいる地域と試験会場のある地域の気温差に注意が必要です。暖かい地域から寒い地域へ移動する場合は、現地の気候に合わせた防寒具を準備しましょう。
また、朝晩の気温差も考慮に入れる必要があります。朝早く家を出る場合は、その時間帯の気温に合わせた服装で出発し、日中気温が上がることを想定して脱ぎ着できる準備をしておきましょう。
天気予報は数日前から毎日チェックし、降水確率や降雪の可能性も確認します。雪が予想される場合は、交通機関の乱れも想定し、早めの出発を計画しましょう。
荷物はコンパクトに!必要なものだけに絞り込むコツ
受験当日は、持ち物が多すぎると移動や管理が大変になります。
本当に必要なものだけを厳選し、コンパクトにまとめることで、身軽に試験に臨むことができます。
必須アイテム・予備アイテム・宿泊アイテムに分類する
持ち物を整理する際は、まず「必須アイテム」「予備アイテム」「宿泊アイテム」の3つに分類しましょう。
必須アイテムは、受験票や筆記用具など、試験を受けるために絶対に必要なものです。これらは最も取り出しやすい場所に収納します。
予備アイテムは、温度調整グッズやリラックスグッズなど、あると安心だが絶対に必要というわけではないものです。これらは、必須アイテムの準備が完了してから、余裕があれば追加する程度に考えましょう。
宿泊アイテムは、遠方受験で宿泊が必要な場合に準備するものです。試験当日に持ち歩く荷物とは分けて、宿泊先に置いておくものとして整理します。試験会場には持ち込まず、ホテルに預けたり、コインロッカーに入れたりすることで、身軽に試験に臨めます。
この3段階の分類により、優先順位が明確になり、荷物の詰め忘れや持ちすぎを防ぐことができます。
当日の持ち物チェックリスト(受験生向け)
具体的なチェックリストを作成することで、忘れ物を防ぎます。
以下のリストを参考に、自分用のチェックリストをカスタマイズしましょう。
試験会場で必要になるもの
- 受験票(コピーも含めて2部以上)
- 本人確認書類(健康保険証、学生証、パスポートなど)
- 鉛筆(HB/B)5本以上
- 消しゴム 2〜3個
- シャープペンシル(予備として)1〜2本
- 鉛筆削り 1個
- アナログ腕時計 1個(電池確認済み)
- スマートフォン(フル充電、試験中は電源OFF)
- 現金(1万円程度)
- 交通系ICカード(残高確認済み)
- お弁当
- 飲み物(ペットボトル)
- ハンカチ・タオル 2〜3枚
- ポケットティッシュ 複数個
- マスク(予備含めて3枚以上)
- 眼鏡(使用者のみ、曇り止めも)
これらは最低限必要なアイテムです。
前日夜までに全てバッグに詰め、当日朝にもう一度確認しましょう。
念のため用意しておきたいもの
- 普段使っているノートや単語カード
- ひざ掛け・ブランケット
- 使い捨てカイロ(貼るタイプ・貼らないタイプ)
- 折りたたみ傘・傘袋
- レインカバー
- 試験会場周辺の地図(印刷物)
- 乗換案内(印刷物)
- お守りや応援メッセージ
- 香り袋
- イヤホン・音楽プレーヤー
- 読み物(小説や漫画)
- モバイルバッテリー
- 目薬・リップクリーム
- 常備薬(頭痛薬、胃腸薬など)
- 生理用品(該当者)
- チョコレートや飴(糖分補給用、個包装のもの)
これらは全て持参する必要はありません。
自分の体質や習慣に合わせて、本当に必要なものだけを選びましょう。
宿泊を伴う場合の持ち物
- 着替え(下着、靴下含む)
- パジャマ
- 洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔料など)
- タオル類(ホテルに備え付けがあれば不要)
- 充電器・充電ケーブル
- 常備薬
- 保険証のコピー
- ホテルの予約確認書
- 翌日以降の試験スケジュール
宿泊アイテムは、試験当日に持ち歩く必要はありません。
試験前日にホテルにチェックインし、当日はホテルに置いていくか、大きな荷物としてホテルのフロントに預けましょう。
試験当日のスケジュール確認の重要性
持ち物の準備と同様に重要なのが、当日のスケジュール確認です。試験開始時刻、集合時刻、試験会場への到着時刻、自宅を出る時刻を逆算して計画しましょう。
試験会場には、開始時刻の1時間前には到着するよう計画します。道に迷ったり、交通機関が遅れたりする可能性を考慮し、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。
試験が複数日にわたる場合は、各日程のスケジュールを一覧表にまとめておくと便利です。試験科目、開始時刻、終了時刻、休憩時間、必要な持ち物などを記載し、毎日確認できるようにしましょう。
また、試験終了後の帰宅時刻や、保護者との待ち合わせ場所・時刻なども事前に決めておくことで、試験後の行動もスムーズになります。
交通手段は事前確認が必須!遅延トラブルを避ける準備
受験当日の交通トラブルは、最も避けたいリスクの一つです。
どんなに準備万端でも、試験会場に時間通りに到着できなければ意味がありません。
交通手段の事前確認と、万が一のトラブルへの備えが重要です。
試験会場までの行き方を前もって調べる
試験会場への行き方は、試験日の1週間以上前に必ず下調べをしましょう。可能であれば、実際に現地まで足を運んで、所要時間や道順を確認するのが最も確実です。特に初めて訪れる場所や、複雑な経路の場合は、事前の下見が欠かせません。
最寄り駅から試験会場までの徒歩ルートも重要です。駅の出口を間違えると大幅なロスタイムになる可能性があるため、どの出口から出るべきかを確認しましょう。駅から会場までの目印となる建物や看板もチェックしておくと、当日迷わずに到着できます。
交通機関の時刻表も事前に調べ、当日乗る予定の電車やバスの時刻をメモしておきます。朝の通勤ラッシュの時間帯は電車が混雑し、予定通りに乗車できない可能性もあるため、1本早い電車に乗ることを計画に入れましょう。
バスを利用する場合は、遅延の可能性が高いことを念頭に置き、さらに余裕を持った時間設定が必要です。また、バス停の位置や、どのバスに乗るべきかを明確にしておくことも重要です。
迂回ルートも想定して複数パターンで準備
交通機関のトラブルは、受験シーズンの冬に特に多く発生します。降雪や強風、人身事故などにより、電車が遅延・運休することは珍しくありません。そのため、メインルートだけでなく、代替ルートも必ず準備しておきましょう。
代替ルートの検討では、以下のパターンを考えます。
- 別の路線を使うルート:
メインで使う路線が止まった場合に、別の路線で試験会場の最寄り駅までアクセスする方法を調べます。多少遠回りになっても、確実に到着できるルートを確保しておくことが重要です。 - バスやタクシーを使うルート:
電車が全面的に止まった場合に備え、バスやタクシーでアクセスする方法も調べておきます。タクシーを使う場合の所要時間と料金の目安も確認しましょう。 - 一つ手前の駅から徒歩:
最寄り駅に電車が止まらない場合、一つ手前の駅から徒歩で向かうルートも検討します。歩いて30分以内であれば、十分現実的な選択肢です。
これらの代替ルートを紙に書き出し、プリントアウトして持参します。スマートフォンだけに頼らず、アナログの情報も準備しておくことで、どんな状況でも対応できます。
移動計画で差がつくポイント
交通計画で他の受験生と差をつけるポイントは、「余裕の持たせ方」にあります。単に早めに出発するだけでなく、途中で予期せぬトラブルが起きても対応できるだけの時間的余裕を確保することが重要です。
試験開始時刻の1時間前には会場に到着する計画を立てますが、さらにそこから30分の余裕を見て、実際には1時間30分前には到着できるように出発しましょう。「早すぎるかな」と思うくらいが、ちょうど良いのです。
早く到着しすぎた場合は、会場近くのカフェやコンビニで最終確認をしたり、トイレを済ませたり、落ち着いて準備する時間として活用できます。焦って会場に駆け込むよりも、余裕を持って到着する方が、精神的にも良い状態で試験に臨めます。
また、保護者と一緒に移動する場合は、役割分担を明確にしておきましょう。保護者は交通情報のチェックや代替ルートの検索を担当し、受験生は自分の体調管理や最終確認に集中するなど、それぞれの役割を事前に決めておくとスムーズです。
万が一、どうしても試験開始時刻に間に合わない状況になった場合は、試験会場に電話連絡を入れましょう。多くの大学では、交通機関のトラブルによる遅刻に対して救済措置を設けています。諦めずに、できる限りの対応を取ることが大切です。
遠方受験での宿泊準備:早めの予約が勝負を左右する
自宅から試験会場まで2時間以上かかる場合や、複数日にわたる試験の場合は、現地での宿泊を検討しましょう。
宿泊を伴う受験では、ホテル選びと宿泊中の過ごし方が試験の結果に大きく影響します。
宿泊場所の選び方:会場までの距離・環境を基準に
ホテル選びで最も重要なポイントは、試験会場までの距離です。理想は徒歩圏内、難しければ電車やバスで15分以内の場所を選びましょう。朝の移動時間が短ければ短いほど、当日の負担が軽減され、万が一の寝坊リスクも最小限に抑えられます。
次に重要なのが、ホテル周辺の環境です。繁華街の真ん中にあるホテルは、夜間の騒音で睡眠が妨げられる可能性があります。逆に、あまりに郊外すぎると、コンビニや飲食店が近くになく不便です。適度に静かで、必要な施設が徒歩圏内にあるエリアを選びましょう。
自分に合うホテルを選ぶチェック項目
ホテルを選ぶ際は、以下のチェック項目を確認しましょう。
- 試験会場までの距離と所要時間:徒歩圏内が理想、最大でも30分以内
- 周辺環境:静かで落ち着いている、コンビニが近い
- 部屋のタイプ:一人部屋が確保できるか(親子で泊まる場合はツインルーム)
- Wi-Fi環境:必要な情報を調べられるか
- 朝食の有無:試験当日の朝食を確保できるか
- チェックイン・チェックアウト時刻:柔軟に対応してもらえるか
- 24時間フロント対応:夜間や早朝に困ったことがあった時に相談できるか
- 防音性:壁が薄くないか、隣の部屋の音が聞こえないか
- 料金:予算内に収まるか
これらの項目を総合的に判断し、最も条件に合うホテルを選びます。口コミサイトやレビューも参考にし、実際に宿泊した人の意見を確認すると良いでしょう。
宿選びの裏ワザ
ホテル選びにはいくつかの裏ワザがあります。
まず、大学の生協や受験案内で推奨されているホテルがあれば、そこを優先的に検討しましょう。大学が推奨するホテルは、会場へのアクセスが良く、受験生の受け入れに慣れているため安心です。
また、複数の大学を受験する場合は、それらの大学の中間地点にあるホテルを選ぶことで、移動の負担を減らせます。ただし、各会場までの所要時間をしっかり確認し、どちらの大学にも無理なく通える場所を選ぶことが重要です。
早期予約割引や学生割引プランを実施しているホテルもあるため、予約サイトで検索する際は「受験生プラン」や「学割」などのキーワードで探してみましょう。受験生向けのプランでは、夜食サービスやモーニングコールサービス、加湿器の貸し出しなど、受験生に嬉しい特典がついていることもあります。
受験シーズンは多くの受験生が宿泊するため、ホテルの予約は非常に競争が激しくなります。特に人気のある大学の近くのホテルは、数ヶ月前から満室になることも珍しくありません。受験校が決まった時点で、すぐに予約を入れることが成功の鍵です。
安心できるホテルを予約するためのポイント
ホテルの予約は、受験校が正式に決まったらすぐに行動を起こしましょう。
早ければ早いほど、選択肢が多く、良い条件のホテルを確保できます。
受験校が決まりしだい即予約が鉄則
推薦入試の合格発表後や、一般入試の出願開始時期には、多くの受験生が一斉にホテルを予約します。この時期を逃すと、希望のホテルが満室になってしまう可能性が高くなります。
予約の際は、キャンセルポリシーを必ず確認しましょう。試験日程が変更になったり、急な体調不良で受験を取りやめたりする可能性もゼロではありません。無料キャンセルができる期限や、キャンセル料が発生する条件を把握しておくことで、万が一の事態にも対応できます。
複数のホテルを仮押さえすることは、他の受験生の迷惑になるため避けるべきです。しかし、どうしても迷う場合は、キャンセル無料期間内であれば一時的に複数予約し、よく検討してから不要な予約をキャンセルするという方法もあります。
オンライン予約サイトを利用する場合は、予約完了メールを必ず保存し、予約番号やホテルの連絡先を控えておきましょう。予約確認メールを印刷して、当日持参することも忘れずに。
困ったらフロントに相談する習慣
ホテル滞在中に困ったことがあれば、遠慮せずにフロントに相談しましょう。フロントスタッフは宿泊客のサポートが仕事ですので、積極的に頼ることが大切です。
例えば、「隣の部屋がうるさくて眠れない」「部屋の温度調整がうまくいかない」「目覚まし時計を借りたい」など、どんな些細なことでも相談してみましょう。多くの場合、快く対応してくれます。
試験会場までの行き方が分からない、近くのコンビニの場所を知りたいなど、地元の情報についてもフロントで教えてもらえます。地図を印刷してくれたり、タクシーを手配してくれたりするホテルもあります。
試験会場へのアクセスを事前確認
ホテルから試験会場までのルートは、チェックイン後すぐに確認しましょう。可能であれば、前日の明るい時間帯に実際に歩いてみることをおすすめします。所要時間や道順を確認するだけでなく、途中にあるコンビニやトイレの場所もチェックしておくと安心です。
ホテルのフロントで道順を教えてもらったり、地図をもらったりすることもできます。特に大きな大学のキャンパスでは、入口が複数あったり、建物が広範囲に点在していたりするため、どの門から入るのが最短かを確認しておくことが重要です。
大きな荷物はホテルに預けるのもアリ
試験当日は、大きな荷物を持って会場に行く必要はありません。宿泊用の荷物はホテルの部屋に置いていくか、チェックアウト後であればフロントに預かってもらいましょう。多くのホテルでは、チェックアウト後も荷物を無料で預かってくれるサービスがあります。
試験会場には、受験に必要な最小限の荷物だけを持って行くことで、身軽に動けます。特に複数日にわたる試験の場合、毎日同じホテルに戻るのであれば、荷物を部屋に置いたままにしておけるので便利です。
ホテル選びで差がつくポイント
ホテル選びでは、以下のポイントを重視すると、より快適な受験準備ができます。
24時間対応のサポート体制
フロントが24時間対応しているホテルを選ぶと、夜間や早朝に何か問題が起きた時でもすぐに相談できます。
特に初めて一人でホテルに泊まる受験生にとって、いつでも頼れるスタッフがいることは大きな安心材料になります。
エネルギー補給に嬉しい朝食メニュー
試験当日の朝食は、エネルギー補給と集中力向上のために非常に重要です。朝食付きプランのあるホテルを選ぶことで、朝の時間を有効に使えます。和食と洋食が選べるビュッフェ形式であれば、自分の好みや体調に合わせて食べられるので理想的です。
ただし、普段食べ慣れないものを試験当日に食べるのは避けましょう。消化不良や腹痛の原因になる可能性があります。いつも通りの食事に近いメニューを選ぶことが大切です。
早めのチェックインで安心
通常、ホテルのチェックインは15時以降ですが、受験前日は早めに到着して部屋で落ち着きたいものです。
アーリーチェックインが可能なホテルや、追加料金を払えば早めにチェックインできるホテルを選ぶと、前日をゆっくり過ごせます。
モーニングコールで寝坊対策
試験当日の寝坊は絶対に避けたいリスクです。モーニングコールサービスを利用すれば、自分の目覚まし時計に加えて二重の保険になります。フロントに依頼すれば、指定した時刻に部屋に電話をかけてくれます。
スマートフォンのアラームだけに頼るのではなく、モーニングコール、目覚まし時計、スマートフォンの複数のアラームなど、多重の起床対策を取ることをおすすめします。
Wi-Fiや設備環境の充実度
ホテルの部屋でも最終確認をしたい受験生にとって、安定したWi-Fi環境は重要です。また、加湿器や空気清浄機が備え付けられていると、乾燥や花粉症対策になります。
デスクと椅子がある部屋を選ぶと、勉強しやすい環境が整います。ベッドの上で勉強すると姿勢が悪くなり、集中力も低下するため、しっかりとした机で勉強できる環境があることは意外と重要なポイントです。
宿泊中の過ごし方で当日のコンディションが決まる
ホテルでの過ごし方は、翌日の試験のパフォーマンスに直結します。
適切な休息とリラックスを心がけ、ベストコンディションで試験当日を迎えましょう。
夜更かしせず規則的に過ごすコツ
試験前日だからといって、夜遅くまで勉強するのは逆効果です。睡眠不足は判断力や集中力を大幅に低下させるため、十分な睡眠を取ることが最優先です。普段の就寝時刻と同じか、少し早めに就寝することを心がけましょう。
ただし、緊張で眠れないという受験生も多いはずです。眠れない場合は、無理に寝ようとせず、軽いストレッチをしたり、温かい飲み物を飲んだりしてリラックスしましょう。スマートフォンやタブレットのブルーライトは睡眠を妨げるため、就寝1時間前にはデジタル機器の使用を控えることをおすすめします。
部屋の温度と湿度も睡眠の質に影響します。寒すぎず暑すぎない、快適な温度に設定しましょう。冬場は乾燥しやすいため、加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして湿度を保つと、喉の乾燥を防げます。
外出を控え、食事はしっかりとる
試験前日は、できるだけホテルで静かに過ごすことをおすすめします。観光や買い物に出かけると疲れてしまいますし、人混みで風邪をもらうリスクもあります。必要な買い物は早めに済ませ、夕方以降はホテルの部屋でリラックスして過ごしましょう。
夕食は消化の良いものを選び、食べ過ぎないように注意します。脂っこいものや辛いものは避け、温かくて胃に優しい食事を心がけましょう。ホテルのレストランや近くのコンビニで購入するのが便利です。
アルコールやカフェインの摂取は控えましょう。アルコールは睡眠の質を低下させ、カフェインは夜遅い時間に摂取すると眠りを妨げます。
不安があればフロントを頼る
一人でホテルに宿泊することが不安な受験生もいるでしょう。そんな時は、遠慮せずにホテルのフロントに相談してください。「明日は大事な試験なので、朝6時にモーニングコールをお願いします」「隣の部屋が騒がしい場合は対応してもらえますか」など、具体的にお願いすることで、スタッフも適切に対応してくれます。
保護者と電話で連絡を取り合うことも、不安を和らげる良い方法です。ただし、長電話は就寝時刻を遅らせる原因になるため、短時間で済ませるようにしましょう。
直前の行動が結果に影響する!
試験前日の過ごし方は、当日のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
新しいことを詰め込もうとせず、これまでの勉強を信じて、心身をリラックスさせることに集中しましょう。
「ここまでやってきた自分を信じる」というマインドセットが、試験当日の自信につながります。完璧を求めすぎず、「ベストを尽くせばいい」という前向きな気持ちで前日を過ごすことが、良い結果につながるのです。
受験当日の持ち物リストを親子で共有して万全に
受験準備は、受験生一人で抱え込む必要はありません。
特に持ち物の準備は、保護者と一緒に確認することで、忘れ物のリスクを大幅に減らすことができます。
親が準備しておくべきサポートアイテム例
保護者は、受験生が気づきにくいサポートアイテムを準備することで、当日の不測の事態に備えることができます。
これらのサポートアイテムは、受験生のバッグとは別に、保護者が管理しておくと良いでしょう。受験生の荷物が多すぎると負担になるため、保護者が待機場所で持っておき、必要な時に渡すという役割分担が理想的です。
受験生本人が当日持つべきリスト
受験生本人が当日持つべきアイテムは、本記事で詳しく解説してきた必須アイテムと追加アイテムです。これらを前日夜までにすべてバッグに詰め、リストにチェックを入れましょう。
特に重要なのは、「受験票」「筆記用具」「腕時計」「現金」の4点です。これらは最優先で確認し、バッグの一番取り出しやすい場所に入れておきます。
受験生本人のバッグは、両手が空くリュックサックやショルダーバッグがおすすめです。手提げバッグだと片手がふさがり、転倒のリスクも高まります。また、バッグは黒や紺などの落ち着いた色を選び、派手な装飾のないシンプルなものが試験会場にふさわしいでしょう。
天候トラブルに備えるチェック項目
試験当日の天気は、準備の最終段階で必ず確認しましょう。天候によって持ち物や服装を調整する必要があります。
- 折りたたみ傘と傘袋
- レインコートやレインカバー
- 濡れた足を拭くタオル
- 靴下の予備(靴が濡れた時のため)
- 防水性のあるバッグ、またはバッグ用レインカバー
- 防水・防寒性の高いブーツや長靴
- 手袋やマフラー
- 滑り止めのついた靴、または滑り止めシート
- 濡れた時のための着替え
- 通常より早い出発時刻の設定(交通機関の遅延を想定)
- 髪が乱れないようヘアゴムやピン
- 飛ばされにくい帽子、またはフード付きの上着
- 風で折れにくい丈夫な傘
- 冷却シートや冷却スプレー
- 多めの飲み物
- 汗拭きシート
- 帽子や日傘
- 制汗剤
天気予報は数日前から毎日チェックし、直前まで最新情報を確認しましょう。天候の急変に備え、複数のパターンを想定した準備をしておくことが、万全の態勢につながります。
忘れ物ゼロの仕上げ:前日夜と当日朝のWチェック術
どんなに丁寧に準備しても、最後の確認を怠ると忘れ物のリスクが残ります。
前日夜と当日朝の2段階でチェックすることで、忘れ物ゼロを実現しましょう。
前日夜のチェック(21時までに完了):
- 持ち物リストを見ながら、すべてのアイテムを机の上に並べる
- リストの項目を一つずつ声に出して読み上げ、実物を確認しながらチェックを入れる
- 受験票、筆記用具、腕時計、現金の4大必須アイテムを最優先で確認
- すべて揃ったことを確認したら、バッグに詰める(重いものを下、よく使うものを上に)
- バッグを玄関に置き、忘れて出かけることがないようにする
- 翌朝の服装も選んで準備し、わかりやすい場所に置く
- スマートフォンとモバイルバッテリーを充電する
- 交通系ICカードの残高を確認する
- 天気予報を最終確認し、必要に応じて雨具や防寒具を追加する
- 保護者とも持ち物を共有し、ダブルチェックしてもらう
当日朝のチェック(出発30分前):
- 前日に準備したバッグの中身を再確認(特に受験票、筆記用具、腕時計、現金)
- スマートフォンの充電状況を確認し、必要なら最後の充電
- 腕時計の時刻が正確か確認
- 服装が天候に適しているか最終チェック
- お弁当と飲み物を忘れずにバッグに入れる
- 交通系ICカードを財布に入れたか確認
- 家の鍵をかけたか確認
- トイレを済ませる
- 忘れ物がないか、家族にも声をかけて確認してもらう
- 「行ってきます」の挨拶をして、余裕を持って出発
この2段階チェックを習慣化することで、忘れ物のリスクを限りなくゼロに近づけることができます。
特に当日朝は焦りがちですが、30分前には準備を完了させることで、落ち着いて出発できます。
準備が整ったらあとは当日を迎えるだけ!
ここまで、受験当日の持ち物について徹底的に解説してきました。
必須アイテムから追加アイテム、服装の選び方、交通手段の確認、宿泊準備、そして最終チェックまで、すべての準備が整えば、あとは自信を持って試験当日を迎えるだけです。
完璧な準備は、心の余裕を生み出します。「忘れ物があるかもしれない」という不安から解放されることで、試験本番に集中できるのです。準備を万全にすることは、単なる忘れ物対策ではなく、自分自身を信じるための大切なプロセスなのです。
試験当日は、これまで積み重ねてきた努力を存分に発揮するチャンスです。持ち物の準備と同じように、心の準備も整えましょう。「ここまでやってきた自分なら大丈夫」という自信を持って、試験会場に向かってください。
保護者の皆様も、受験生が安心して試験に臨めるよう、温かくサポートしてあげてください。過度なプレッシャーではなく、「応援しているよ」という気持ちを伝えることが、受験生の心の支えになります。
本記事が、皆様の受験準備の一助となり、忘れ物ゼロで試験に臨むためのガイドとなれば幸いです。すべての受験生が、ベストなコンディションで実力を発揮できることを心から願っています。
頑張ってください。あなたの努力は必ず報われます。
参考文献
本記事は、受験当日の持ち物に関する一般的な知識と実践的なアドバイスをまとめた総合ガイドとして執筆されました。以下、参考となる情報源と関連資料をご紹介します。
公的機関・教育機関
大学入試センター
- 試験当日の注意事項や持ち物に関する公式ガイドライン
- URL: https://www.dnc.ac.jp/
文部科学省
- 大学入学者選抜に関する情報
- URL: https://www.mext.go.jp/
各大学の入試要項
- 各大学が公開している受験要項には、試験当日の持ち物や注意事項が詳しく記載されています
- 受験予定の大学の公式ウェブサイトをご確認ください
気象情報
気象庁
- 過去の気象データ、平均気温、降水確率などの統計情報
- URL: https://www.jma.go.jp/
各天気予報サイト
- 試験当日の天気予報確認に活用
- ウェザーニュース、日本気象協会 tenki.jp など
交通情報
各鉄道会社の公式サイト
- 路線図、時刻表、運行情報
- JR東日本、私鉄各社など
NAVITIME、Google Maps、Yahoo!路線情報
- 乗換案内、所要時間検索
- 代替ルートの検討に活用
宿泊施設情報
主要宿泊予約サイト
- じゃらん、楽天トラベル、一休.com など
- 受験生向けプラン、キャンセルポリシーの確認
各ホテルの公式ウェブサイト
- 設備情報、アクセス情報、サービス内容の詳細
受験情報サイト・教育関連メディア
予備校・塾の受験情報ページ
- 河合塾、駿台予備学校、東進ハイスクールなどが提供する受験生向け情報
- 先輩受験生の体験談やアドバイス
受験情報ポータルサイト
- Benesse マナビジョン
- スタディサプリ進路
- パスナビ(旺文社)
健康・体調管理
厚生労働省
- 感染症対策、健康管理に関する情報
- URL: https://www.mhlw.go.jp/
日本学校保健会
- 学生の健康管理に関する情報
その他の参考情報
消費者庁
- 製品の安全性情報(カイロ、防寒具などの使用上の注意)
国民生活センター
- 消費者向け製品情報
注意事項
本記事は、一般的な受験準備に関するアドバイスをまとめたものです。具体的な試験当日の持ち物や注意事項については、必ず受験する大学や試験機関が発行する最新の「受験要項」「入試要項」を確認してください。
試験会場や試験形式によって、持ち込み可能なアイテムや禁止事項が異なる場合があります。
特に以下の点については、公式の要項を最優先としてください:
- 受験票の取り扱い方法
- 使用可能な筆記用具の種類
- 腕時計の仕様(スマートウォッチの可否など)
- 試験中の飲食物の持ち込みルール
- スマートフォンや電子機器の取り扱い
- 服装や身だしなみに関する規定
受験生の皆様が、正確な情報に基づいて準備を進め、万全の状態で試験に臨めることを願っております。
免責事項
本記事の情報は執筆時点でのものであり、最新の情報と異なる場合があります。受験準備においては、必ず公式の受験要項や各機関の最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて生じたいかなる損害についても、執筆者および関係者は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
